御存知のように、一分銀の包み、には2種類の包みが存在します。一つは銀座(今の造幣局や日銀)の包み、もう一つは両替商(今の一般銀行)の包みです。銀座の包みには製造したばかりの未使用の一分銀が包まれますが、両替商の包みには未使用品が包まれていることもありますが、流通品が包まれていることもあります。25両包み(100枚)が一般的ですが、20両包み(80枚)や10両包み(40枚)などもあります。
さて、この一分銀は幕末の銀座25両包みから出た1枚です。この包みは全て安政細字一分銀でしたが、このCgはその中でも最も美しいものの1枚です。この表Cは『銀』字の六画目と七画目の点が横に打たれている『向点』と呼ばれているものです。安政細字一分銀は裏の極印が摩耗しているものが多いのですが、これは裏の極印もしっかりした極めて状態の良いものです。画像からではその光沢と艶の素晴らしさは伝わらないかも(?)しれませんが、実物を目にすれば絶対に欲しくなる見事な一分銀です。また、このサイトでご紹介できるかもしれません。楽しみにしていて下さい。
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いぬい (木曜日, 29 8月 2024 20:47)
紹介はいつになりそうですか?
明日香津五(店主) (木曜日, 29 8月 2024 21:37)
コメントありがとうございます。この画像の安政細字一分銀Cgも含めて、昨年12月にPCGSへ依頼したものがやっと代理店には戻って来たところです。間もなく、代理店より当方へ郵送され、近日中にはこのサイトでご紹介出来ると思います。そこそこの枚数が戻って来ますので、どの順番で販売していくかはまだ未定でございます。今しばらくお待ちください。upする古銭の名前、グレード、upの日時は必ず当サイトで御案内いたします。何卒よろしくお願い申し上げます。
いぬい (木曜日, 29 8月 2024 21:46)
素晴らしい美しさですね。
これより綺麗なものはあるのでしょうか?
少しヒビのようなものは見えますが、銀色は素晴らしいです。
PCGSの鑑定士には伝わりそうにないですが。
明日香津五(店主) (木曜日, 29 8月 2024 22:30)
いぬい様
お褒めの言葉、ありがとうございます。
一分銀を専門にして30年以上になりますが、安政一分銀ではこの銀座25両包み出し以上に美しいものはほとんど見たことはありません。この画像のCgは25両(100枚)の中でも、トップ10に入るものです。
でも、ご指摘の通り、彼らにはこの美しさはわからないのです。彼らは僅かな傷や擦れにとらわれ、「うぶ」な艶や光沢の素晴らしさはわかりません、残念ですが・・・。
いぬい (金曜日, 30 8月 2024 23:15)
こんばんは。
47636887も素晴らしいものですね。
これ以上は包みだしででたのでしょうか?
いぬい (日曜日, 01 9月 2024 12:22)
これで64ですか。
厳しいですね。
他の64とは一線を画しますね。
明日香津五(店主) (日曜日, 01 9月 2024 12:43)
いぬい様 コメントありがとうございます。
最低MS65と思っておりましたが、やはり彼らにはわかなかったようです。まあ、こればかりは仕方のないことです。一定の投資をする以上数字が大事なのは当然ですが、数字以上に古銭自体を見て頂ける方に所持していただけたらと思っております。
いぬい (日曜日, 01 9月 2024 12:56)
肌感は66ですが、打刻が甘いところもあり、ヒビがあるので65とかなら納得できそうですね。64はないかなぁ。もう1つの65ついたものとどこが違うのでしょうね?