2025/06/01
今、SNSやブログ、はたまた生の声で、日本貨幣商協同組合鑑定書(以後、組鑑と省略)取得に関する不満が問題になっています。その内容は、鑑定書代金が高いこと、返却までの期間、手続きの煩雑さなど、多岐にわたります。私自身も今年の3月に初めて組鑑を申請・取得するにあたり、多くの疑問や問題点があることに気が付きました。今回の私の経験を通して、さまざまな疑問や問題点を考えてみたいと思います。
2025/05/05
今回ご紹介するお気に入りの一品は"細倉当百"です。文久3年(1863年)、仙台伊達藩の細倉鉱山で山内100文通用の貨幣として製作された鉛銭(ほぼ100%鉛です)です。大きさは一辺が約2寸(6㎝)の正方形で、量目は約43匁~49匁(161g~184g)くらいですが、多少の前後はあります。

2025/04/27
私は長年古金銀、特に一分銀や二朱銀などの銀の角物を中心に収集・販売してきました。私が好きな古銭のトップ3は、天保(安政・明治)一分銀・文政南鐐二朱銀・文政南鐐一朱銀、ということに変わりはないのですが、最近幕末の地方貨幣にはまっています。

2025/04/11
お気づきの方もおられるとは思いますが、私の通販サイトでは古南鐐二朱銀はあまり扱っておりません。理由は簡単で、私が欲しいと思う状態の良い明和・寛政南鐐二朱銀がほとんど存在しないからです。文政南鐐二朱銀と文政南鐐一朱銀は美しい未使用品がまだ少し残っており、たまには包み出しと思われる完全未使用品も存在します。

2025/03/30
以前のブログにも書きましたが、文政南鐐一朱銀は古金銀の中でも最も偽物が多い古銭の一つです。その大半は、当時流通していた偽物で、近年収集者向けに作られた偽物は極僅かです。当時流通していたことで自然の古さや味わいを持っているものが多く、偽物と気づかずに収集されている方も結構おられます。ヤフオクやフリマは言うに及ばす、大手古銭商の通販サイトやオークションの中にも多くの偽物がひそんでいますので注意が必要です
2025/03/16
今回が完集の難易度シリーズ、最終回です。今回は豆板銀です。
2025/03/08
前回に引き続き、完集の難易度を考えてみたいと思います。
2025/03/02
三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、人の性格や嗜好はなかなか変わるものではありません。私は幼いころからどちらかと言えば完璧主義で、何事もきっちりとしたいという性格です。古銭の収集において、その性格が如実に表れるのが"完集"です。いつも目標を定め、ついつい出来もしない"完集"を目指していました。
2025/02/14
先日あるオークションを見ていると、画像の旭日五十銭銀貨大正五年が目に止まりました。私は基本的には古金銀しか扱わないのですが、あまりに美しいので注目しておりました

2025/02/02
前回は面(表)に焦点を当ててお話いたしまた。今回は背(裏)の"約束事"を見ていきたいと思います

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