2025/07/03
天保一分銀は私が一番好きな古銭です。"額縁の中の地肌の美しさ"が最大の魅力ですね。銀座包み出しと思われる素晴らしい天保一分銀のPoです。逆桜は最もありふれた普通の天保一分銀ですが、この見事な状態はいかがですか?まさに空前絶後の美しさです。私が最も気に入っている天保一分銀の1枚で、"裸"のまま、長く(5年くらい)私の手元にとどまっています。

2025/06/23
前回のブログでは日本貨幣商協同組合鑑定書(以後組鑑)、およびその取得に関する問題点を取り上げました。それでは、より良い組鑑にするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?現実には色々な問題や事情があり、なかなか思い通りにはいかないのかもしれませんが、個人的には「こうすれば良い」という案はあります。それほど難しいことではないので、日本貨幣商協同組合(以後組合)がやる気になれば、すぐできることだと思います。
2025/06/01
今、SNSやブログ、はたまた生の声で、日本貨幣商協同組合鑑定書(以後、組鑑と省略)取得に関する不満が問題になっています。その内容は、鑑定書代金が高いこと、返却までの期間、手続きの煩雑さなど、多岐にわたります。私自身も今年の3月に初めて組鑑を申請・取得するにあたり、多くの疑問や問題点があることに気が付きました。今回の私の経験を通して、さまざまな疑問や問題点を考えてみたいと思います。
2025/05/05
今回ご紹介するお気に入りの一品は"細倉当百"です。文久3年(1863年)、仙台伊達藩の細倉鉱山で山内100文通用の貨幣として製作された鉛銭(ほぼ100%鉛です)です。大きさは一辺が約2寸(6㎝)の正方形で、量目は約43匁~49匁(161g~184g)くらいですが、多少の前後はあります。

2025/04/27
私は長年古金銀、特に一分銀や二朱銀などの銀の角物を中心に収集・販売してきました。私が好きな古銭のトップ3は、天保(安政・明治)一分銀・文政南鐐二朱銀・文政南鐐一朱銀、ということに変わりはないのですが、最近幕末の地方貨幣にはまっています。

2025/04/11
お気づきの方もおられるとは思いますが、私の通販サイトでは古南鐐二朱銀はあまり扱っておりません。理由は簡単で、私が欲しいと思う状態の良い明和・寛政南鐐二朱銀がほとんど存在しないからです。文政南鐐二朱銀と文政南鐐一朱銀は美しい未使用品がまだ少し残っており、たまには包み出しと思われる完全未使用品も存在します。

2025/03/30
以前のブログにも書きましたが、文政南鐐一朱銀は古金銀の中でも最も偽物が多い古銭の一つです。その大半は、当時流通していた偽物で、近年収集者向けに作られた偽物は極僅かです。当時流通していたことで自然の古さや味わいを持っているものが多く、偽物と気づかずに収集されている方も結構おられます。ヤフオクやフリマは言うに及ばす、大手古銭商の通販サイトやオークションの中にも多くの偽物がひそんでいますので注意が必要です
2025/03/16
今回が完集の難易度シリーズ、最終回です。今回は豆板銀です。
2025/03/08
前回に引き続き、完集の難易度を考えてみたいと思います。
2025/03/02
三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、人の性格や嗜好はなかなか変わるものではありません。私は幼いころからどちらかと言えば完璧主義で、何事もきっちりとしたいという性格です。古銭の収集において、その性格が如実に表れるのが"完集"です。いつも目標を定め、ついつい出来もしない"完集"を目指していました。

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